������ | 2016年11月01日 07:15 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落、1カ月ぶり安値=OPEC減産に懐疑論(31日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け31日の米欧石油市場の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)の減産計画に対する懐疑的な見方から続落、約1カ月ぶりの安値となった。OPEC加盟国の10月の生産量が記録的水準に達したことも売りを誘った。  OPECはこの日、長期戦略を盛り込んだ文書を承認。加盟国が生産管理で意見がまとまりつつあることを示した。だが、それ以外に合意に達したものはない。OPECの代表者は28日に続いて29日もウィーンで非加盟産油国と会談したが、具体的に歩み寄れたものはなかった。関係者によれば、イランは生産水準据え置きに後ろ向きの姿勢を崩さなかったという。  ロイター通信が31日まとめたOPEC加盟国の10月の石油生産量は、推計で日量3382万バレルと、記録的な高水準に達した。  英国産標準油種の北海ブレント原油は、この日に納会を迎えた中心限月の終値が1バレル当たり1.41ドル(2.8%)安の48.30ドル。一時は47.98ドルの安値を付けた。米国産標準油種WTI12月物の清算値は1.84ドル(3.8%)安の46.86ドル。46.71ドルまで下げる場面もあった。ブレント、WTIの清算値は、それぞれ9月30日、29日以来の安値。  フォレックス・コムのアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は「原油、エネルギー株の投資家はこのハロウィーン中に悪夢にさいなまれているに違いない」と語った。さらに「OPECと非OPEC産油国による今回の無意味な会合は、今後の相場に売り圧力を強める技術的な要因につながった」と解説した。  これに加え、相場の地合いを軟化させたのは、エネルギー関連調査サービス会社ゲンスケープが発表した統計。原油受け渡し拠点のある米オクラホマ州クッシングの在庫は、10月28日までの1週間で前週比58万5217バレル増となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 64.3 -0.23
NYMEX金先物 1月限 1333.4 -0.9
NYMEXプラチナ先物 2月限 992 +6.1
NYMEXガソリン 1月限 1.8495 +0.0065
WTI ・・・ 64.17 +0
シカゴコーン ・・・ 346.25 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 960.5 +7.5
シカゴコーヒー ・・・ 120.75 -1.5
CRB商品指数 ポイント 196.056 +0