石油 | 2017年03月15日 07:47 JST

〔米欧石油市況・詳報〕3カ月ぶり安値=世界の在庫増加で売り圧力(14日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】14日の米欧石油市場の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)月報が示した世界的な原油在庫増加や、サウジアラビアの予想外の増産を受けて大きく売られ、約3カ月ぶりの安値で終了した。これで、OPECが昨年11月に減産を発表して以降の値上がり幅は、ほぼ帳消しになった。  米国産標準油種WTIの清算値は0.68ドル(1.4%)安の1バレル=47.72ドルと、昨年11月29日以来の安値。7営業日続落となり、3月3日以来の下落率は約11%に達した。  英国産標準油種ブレント原油は0.43ドル(0.8%)安の50.92ドル。11月30日以来の安値で、200日移動平均を割り込んだ。  テクニカル面では、WTI、ブレントとも5日連続で売られ過ぎの領域にある。  ブレントのWTIに対する価格の上乗せ幅は期近物ベースで、1月下旬以来の高水準に達した。  OPEC月報によれば、サウジの2月の産油量は日量979万7000バレルに減少。一方、同国が自己申告した産油量は1001万1000バレルに増加した。サウジ当局は、この数値の開きについて「在庫調整などが影響した操業上の要因によるもの」と説明した。  OPEC月報によれば、先進国の1月の原油在庫は5年平均を上回った。米国産シェールや他の非OPEC加盟国の供給増加が影響した。  インタファクス・エナジーの上級アナリスト、アビシェク・クマル氏は「OPECの減産にもかかわらず、OPECの最新報告が世界的な在庫増加を示したことで、原油価格は新たな下押し圧力にさらされた」と述べた。  今週の米原油在庫統計は増加の見通し。先週は予想以上の増加だった。予想通りなら、10週連続の増加となる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 43.01 +0.38
NYMEX金先物 6月限 1256.2 -11.9
NYMEXプラチナ先物 7月限 929.4 -13.7
NYMEXガソリン 6月限 1.4341 +0.0067
WTI ・・・ 42.84 +0
シカゴコーン ・・・ 357.75 +2.25
シカゴ大豆 ・・・ 904.5 +1.75
シカゴコーヒー ・・・ 122.05 +2.1
CRB商品指数 ポイント 167.744 +0