石油 | 2017年03月16日 06:49 JST

〔米欧石油市況・詳報〕原油先物、反発=米原油在庫の減少で(15日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】15日の米欧石油市場の原油先物相場は、1週間超ぶりに反発した。米原油在庫が予想外に減少したほか、国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報で、石油輸出国機構(OPEC)が減産を続ければ、2017年上半期には原油市場が供給不足に陥る可能性があると指摘したことも相場を支援した。  トレーダーらによると、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想通り利上げを決定したものの、年内の利上げペースの加速を示唆しなかったため、ドルの対バスケット通貨相場が2週間ぶりの安値に下落したのを受け、原油相場は上伸幅を拡大したという。ドルが下落すると、他の通貨の保有者にとってドル建てで取引される原油先物相場が割安となる。  英国産の北海ブレント原油先物の清算値は前日比0.89ドル(1.8%)高の1バレル=51.81ドルと、7営業日ぶりに上昇した。前日の清算値は昨年11月30日以来の安値だった。  米国産標準油種WTIの中心限月4月物の清算値は前日比1.14ドル(2.4%)高の1バレル=48.86ドルと、8営業日ぶりに反発した。前日は同29日以来の安値に下落していた。  この日の上伸で、北海ブレント、WTIともに、テクニカル的な売られ過ぎの水準を抜け出した。  EIAが発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比23万7000バレル減と、市場予想の370万バレル増に反して減少した。在庫減少は10週ぶり。  CFRAリサーチ(ニューヨーク)のエネルギー調査部門責任者、スチュワート・グリックマン氏は「在庫は依然として懸念材料だが、EIA週報は在庫がこれまで想定していたよりも大きな問題ではないことが示された」と指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 48.51 -0.05
NYMEX金先物 8月限 1285.7 +1.6
NYMEXプラチナ先物 9月限 980.7 +0
NYMEXガソリン 8月限 1.624 -0.0154
WTI ・・・ 48.54 +0
シカゴコーン ・・・ 352 -2.75
シカゴ大豆 ・・・ 937.5 -5.5
シカゴコーヒー ・・・ 128.65 +0.6
CRB商品指数 ポイント 177.4971 +0