石油 | 2017年03月17日 07:12 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小反落=なお高水準の米原油在庫が重し(16日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】16日の米欧石油市場の原油先物相場は小反落した。ドル安が支援材料だったものの、ほぼ過去最高水準にある米国の原油在庫を背景に、石油輸出国機構(OPEC)主導の減産が世界の供給過剰に及ぼす影響をめぐる懸念が高まった。  OPEC加盟・非加盟国は今年1月から減産を実施。ただ、減産合意後の相場上昇は、米国の着実な原油在庫増加によって妨げられている。  トレーダーによると、米エネルギー情報会社ジェンスケープは、米国産標準油種WTIの受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫が14日までの週で200万バレル超増加したと明らかにした。  15日発表の米エネルギー情報局(EIA)統計によると、米国の原油在庫が減少したため、相場は押し上げられた。在庫は10週間ぶりの取り崩しになったが、20万バレルの減少にとどまった。クッシングの在庫は210万バレル増加した。  英国産標準油種ブレント中心限月は0.07ドル安の1バレル=51.74ドル。14日には50.25ドルと、昨年11月30日以来の安値を付けた。1月に付けた減産合意後の高値である58.37ドルをなお約7ドル下回っている。  WTI中心限月は0.11ドル安の1バレル=48.75ドル。14日に付けた3カ月ぶりの安値は上回っている。  米ブルームバーグ通信によれば、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は原油在庫水準が平均を上回り続ければ、減産が延長される可能性があると述べた。この発言が相場の押し上げ要因になった。  RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは「市場の焦点は依然、米(原油)生産の伸びの拡大、国内在庫増加だ。だが、これは世界の残りの地域を表すものではない。在庫は他の主要地域で減少している」と指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.04 -0.55
NYMEX金先物 10月限 1279.9 +0
NYMEXプラチナ先物 10月限 921.9 -3.3
NYMEXガソリン 10月限 1.6429 -0.0053
WTI ・・・ 52 +0
シカゴコーン ・・・ 348.5 +1.25
シカゴ大豆 ・・・ 984.25 +2.5
シカゴコーヒー ・・・ 127.35 +3.05
CRB商品指数 ポイント 183.9923 +0