石油 | 2017年03月21日 07:16 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=米国の供給増と在庫増が重し(20日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け20日の米欧石油市場の原油先物相場は反落した。石油輸出国機構(OPEC)が減産の延長に前向きとの報道が出たものの、米国の原油生産拡大と高水準の在庫が相場の重しとなった。  英国産標準油種ブレント中心限月の清算値は前営業日比0.14ドル安の1バレル=51.62ドル、米国産標準油種WTI中心限月の清算値は0.56ドル安の1バレル=48.22ドル。  複数のOPEC筋が語ったところによると、OPECは上半期末に減産合意の期限を迎えるが、延長することを検討している。この報道を受け、相場はいったんプラス圏に入った。アナリストによると、掘削活動を拡大する米国の原油生産業者の間で楽観論が広がり、OPECの減産効果が一部打ち消されると見込まれているため、投機筋はロングポジションを減らし続ける可能性がある。  アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「原油相場は、米国の石油掘削リグ稼働数の着実な増加、投機筋のポジション調整によって相場の基調が下向きとの認識に反応している」と指摘した。  アナリストは米国の生産が増加し続けると予想している。エバーコアISIのアナリスト、ジェームズ・ウェスト氏は文書で、先週の多くの石油会社との話し合いの結果を踏まえると「(石油業者の弱気だった)心理状況は劇的に改善されており、焦点は速やかに新たな需要に応じることに移っている」と説明した。  石油サービス会社ベーカー・ヒューズが前週末に発表した米国内の石油掘削リグ稼働数は前週比14基増の631基と、2015年9月以来の高水準となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.83 +0.48
NYMEX金先物 12月限 1281.7 +0.1
NYMEXプラチナ先物 1月限 938 -2.2
NYMEXガソリン 11月限 1.7731 -0.0057
WTI ・・・ 56.79 +0
シカゴコーン ・・・ 345 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 989 +0
シカゴコーヒー ・・・ 123.85 +0
CRB商品指数 ポイント 189.2103 +0