石油 | 2017年04月21日 07:10 JST

〔米欧石油市況・詳報〕まちまち=米生産増加が圧迫(20日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】20日の米欧石油市場の原油先物相場は、まちまち。中東主要産油国が石油輸出国機構(OPEC)主導で減産を延長する可能性があると表明した上、地政学的不透明感が買いを支援したが、米国の生産増加が相場を圧迫した。  米国産標準油種WTI中心限月の清算値は0.17ドル安の1バレル=50.27ドルと、4営業日続落。英国産標準油種北海ブレント中心限月の清算値は0.06ドル高の1バレル=52.99ドル。  石油輸出国機構(OPEC)加盟国のサウジアラビア、クウェートは、OPEC加盟国とロシアを含む非加盟国が、今年上半期の減産を延長する可能性があるとの見解を示した。  サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はアラブ首長国連邦(UAE)で記者会見し「(減産延長の)コンセンサスが形成されつつあるが、まだ固まっていない」と指摘した。  WTRGエコノミクスのジェームズ・ウィリアムズ社長は、ファリハ氏の発言は本来なら相場にとって強材料となるが、米国のシェール生産拡大を理由に、さほど押し上げなかったと説明。「若干の相場回復が見られるが、シェール(生産拡大の脅威)を打ち消すのに十分なものではない」と語った。  米エネルギー情報局(EIA)によると、米国の原油在庫が市場予想を下回る減少にとどまったほか、ガソリン在庫が予想外に150万バレルの増加となったため、前日の原油相場の下落率は3.5%を超えた。  WTI5月きりが納会を迎える中、積極的な投資に慎重な動きが出たため、商いは低調だった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 47.09 -0.13
NYMEX金先物 8月限 1286.4 +2.2
NYMEXプラチナ先物 10月限 981.7 -1.7
NYMEXガソリン 8月限 1.5869 +0.0011
WTI ・・・ 47.02 +0
シカゴコーン ・・・ 350.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 930.25 +0
シカゴコーヒー ・・・ 128.45 +0
CRB商品指数 ポイント 175.3569 +0