石油 | 2017年05月16日 08:14 JST

〔米欧石油市況・詳報〕急伸=サウジとロシアの減産延長合意で(15日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け15日の米欧石油市場の原油先物相場は約2%急伸し、一時52ドルを突破した。世界の2大産油国であるサウジアラビアとロシアが、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の協調減産を来年まで継続する必要性で一致し、減産延長に近づいたとの期待が高まった。  英国産標準油種北海ブレントの清算値は、0.98ドル(1.9%)高の1バレル=51.82ドル。一時52.63ドルと、4月21日以来の高値を付けた。米国産標準油種WTIの清算値は、1.01ドル(2.1%)高の48.85ドルだった。  協調減産合意は今年1月から半年間実施した上で、半年間の延長を検討することになっていた。サウジとロシアのエネルギー担当相は来年3月まで9カ月間延長する必要性で一致し、他の産油国の賛同を期待すると表明した。  トレーダーはサウジとロシアの発表を意外と受け止めている。ただ、25日にウィーンで開かれるOPECと非加盟産油国の会合で協調減産に参加している国々が支持するかは現時点で不明だ。  協調減産は原油相場を下支えしているものの、在庫水準は依然として高い。米国のシェールオイル増産などが要因で、最大輸出国サウジが期待する60ドルには達していない。  アナリストの一部は、減産幅の拡大がない限り米国の産油量が需給バランスを揺るがす可能性が残るとの見解を示している。また、産油国が減産延長を守るか疑問視する向きもある。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 48.9 -0.32
NYMEX金先物 6月限 1256.4 +1.6
NYMEXプラチナ先物 7月限 952.9 -0.9
NYMEXガソリン 5月限 1.6093 +0.0007
WTI ・・・ 48.52 +0
LME銅先物 3ヶ月 5682.0 +0
LMEアルミ先物 3ヶ月 1945.0 +0
LMEニッケル 3ヶ月 9100.0 +0
シカゴコーン 3ヶ月 369.25 -0.5
シカゴ大豆 3ヶ月 939.5 -3.25
シカゴコーヒー 3ヶ月 129.3 +0
CRB商品指数 ポイント 183.9182 +0