石油 | 2017年05月19日 13:58 JST

〔週間見通し〕WTI、産油国会合までもちあいか=岡藤商事・大部氏

 大部由紀子・岡藤商事ストラテジスト=来週のニューヨーク原油(WTI)は、25日の石油輸出国機構(OPEC)・非OPEC産油国による会合まで、もちあいが続くだろう。協調減産継続への期待感から下がりにくい地合いが続くと予想している。半面、すでに材料の織り込みが進んでいるため、1バレル=50ドルを超えて一段と相場を持ち上げるほどの強さはなさそうだ。  同会合では、来年3月まで9カ月の協調減産延長が決まるとみているが、予想通りであれば、会合以降はいわゆる「知ったらしまい」で、原油は売られる可能性がある。そのとき米国の「ロシアゲート」問題などで株価が大きく下げているようであれば、つれて原油も45ドル程度まで下げるかもしれない。  米国では5月末からのドライブシーズン入りに向けて、ここ数週間米国内の原油在庫は減少傾向を示し、精製設備の稼働率も高まっている。ただ、原油は増産傾向にあり、WTIの上値を抑える要因となっている。ガソリンの消費は低燃費車の普及により、減少傾向が続くだろう。さらに米国では、金利上昇で自動車ローンが組みにくくなり、新車販売が落ち込んでいる。長期的にみれば、これもボディーブローのように燃料需要に響いてくるだろう。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.04 +0.26
NYMEX金先物 12月限 1253.8 +2
NYMEXプラチナ先物 1月限 881.2 +8.2
NYMEXガソリン 12月限 1.6707 -0.0159
WTI ・・・ 57.24 +0
シカゴコーン ・・・ 348.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 967.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 116.9 -2.25
CRB商品指数 ポイント 184.2184 +0