石油 | 2017年06月17日 07:41 JST

〔米欧石油市況・詳報〕原油、小反発=週間では4週連続下落(16日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】16日の米欧石油市場の原油先物相場は小反発。一部産油国の輸出削減や、米石油掘削リグ稼働数の増加ペース減速が材料となった。ただ、供給過剰をめぐる根強い不安が要因で、4週連続下落した。  北海ブレント原油の清算値は、0.45ドル高の1バレル=47.37ドル。米国産標準油種WTIの清算値は0.28ドル高の44.74ドル。  15日は一時約6カ月ぶり安値に落ち込み、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が協調減産の延長で合意した5月下旬からは約12%下落した。  USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「取引レンジの底値に近づきつつある」との見方を示し、相場観が強気の市場関係者も安値が長期化する可能性を受け入れつつあると指摘した。  3カ月連続で生産過剰だった非加盟産油国のカザフスタンは、6月と7月に協調減産合意を順守する意向を表明。ただ、減産を免除されているナイジェリアとリビアは、産油量回復を受けて輸出を増やしている。  また、未成約の原油が老朽化した大型タンカーを利用してシンガポールやマレーシア沖で貯蔵されている状況も、供給過剰を裏付ける新たな証拠になっている。  こうした中、米国の産油量は過去1年間で10%超増加し、OPEC主導の減産の効果を薄めている。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズがこの日公表した国内の石油掘削リグ稼働数は、22週連続の増加となった。  ただ、リグの増加ペースはここ数カ月で減速しており、原油価格の下落がシェールオイル生産の速やかな調整力を試す形になっている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.88 +0.23
NYMEX金先物 11月限 1284.4 -4.1
NYMEXプラチナ先物 10月限 932.1 -2.1
NYMEXガソリン 10月限 1.6301 +0.0118
WTI ・・・ 51.82 +0
シカゴコーン ・・・ 350 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 984.75 -1
シカゴコーヒー ・・・ 124.1 -0.05
CRB商品指数 ポイント 184.2388 +0