石油 | 2017年07月12日 07:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=米EIA見通しと欧州在庫統計を反映(11日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】11日の米欧石油市場の原油先物相場は1%超続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通しと、欧州の石油製品在庫の減少を示す統計が材料視された。  北海ブレント原油の中心限月の清算値は、前日比0.64ドル(1.4%)高の1バレル=47.52ドル。米国産標準油種WTIは0.64ドル(1.4%)高の45.04ドル。  米ヒーティングオイル先物は1.6%上伸し、製油マージンを測る石油製品のクラックスプレッド(原油価格と石油製品価格の価格差)が5月下旬以来の水準に拡大した。  EIAの短期エネルギー見通しは、2018年の米産油量の伸びを前回予想から下方修正した。また、欧州の石油調査機関ユーロイルストックが公表した統計によると、欧州の製油業者の原油調達量は6月に増加した半面、ディーゼル(軽油)など石油製品の在庫は減少した。  エネルギー取引仲介業者ICAP(米ノースカロライナ州)のスコット・シェルトン氏は「世界的に需要は、考えられている以上に旺盛で、ヒーティング(オイル)の相場に実質プラスの影響を与えている」との認識を示した。  石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアの6月の産油量は日量1007万バレルで、目標を約1万2000バレル超過する水準だった。  米金融大手ゴールドマン・サックスは、米国の原油在庫が大幅に減少せず、石油掘削が衰えていなければ、WTI価格が40ドルを割り込む可能性もあると指摘している。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 49.04 +0.05
NYMEX金先物 8月限 1260 +3.7
NYMEXプラチナ先物 10月限 926.4 +6.5
NYMEXガソリン 7月限 1.6446 +0.0067
WTI ・・・ 49 +0
シカゴコーン ・・・ 374.25 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 994.75 -1
シカゴコーヒー ・・・ 137.9 +1.95
CRB商品指数 ポイント 181.1419 +0