石油 | 2017年08月08日 07:40 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=リビア生産回復など響く(7日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け7日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。英国産標準油種北海ブレント原油の清算値は、前週末比0.05ドル(0.10%)安の1バレル=52.37ドル。一時は51.37ドルの安値を付けた。  米国産標準油種WTIは一時48.54ドルの安値に落ち込んだ後、清算値は0.19ドル(0.4%)安の49.39ドルだった。  石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産参加を免除されているリビアで最大規模のシャララ油田からの供給が加速している状況や、OPECや米国の増産不安が悪材料になった。一時2%安となったものの、トレーダーの間では、アルゴリズム取引により安値で買いが入ったと認識されている。  OPEC主導の協調減産には懐疑的な見方が浮上している。シティ・フューチャーズのエネルギー先物専門家ティム・エバンズ氏はリポートで、「(アラブ首長国連邦=UAE=の)アブダビ首長国で開かれている産油国の専門家会合は、今年の減産順守が改善すると市場に安心感を持たせるのに時間がかかっている」と語った。また「このところのOPECの増産は、リビアとナイジェリアの生産回復によるものだ」と指摘した。  米国では石油掘削リグ稼働数が減少したものの、同国産油量は7月28日までの1週間に日量943万バレルと、2015年8月以来の高水準にあり、直近の低迷期だった6月からは12%増加した。  米金融大手モルガン・スタンレーは7日に公表したリポートで、今年10~12月期の同国産油量が前年同期から日量90万バレル伸びると予想し、従来の増加幅予想(同86万バレル)を上方修正した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 48.51 +0.12
NYMEX金先物 8月限 1285.7 +1.9
NYMEXプラチナ先物 9月限 980.7 +0
NYMEXガソリン 8月限 1.624 -0.0085
WTI ・・・ 48.54 +0
シカゴコーン ・・・ 352 -3
シカゴ大豆 ・・・ 937.5 -6.5
シカゴコーヒー ・・・ 128.25 +0.2
CRB商品指数 ポイント 177.4971 +0