石油 | 2017年10月10日 07:40 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反発=減産延長のシグナルを好感(9日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け9日の米欧石油市場の原油相場は反発。過去数カ月で有数の弱気相場となった後、石油輸出国機構(OPEC)が需給均衡の長期回復に向け減産延長に動くとのシグナルを送ったことが好感され、買いが入った。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、前週末比0.17ドル高の1バレル=55.79ドル。一時は55.06ドルと、3週間ぶり安値に落ち込んだ。  米国産標準油種WTIは一時、49.13ドルと4週間ぶりの安値に近づいた後、前週末比0.29ドル(0.6%)高の49.58ドルで終了した。  OPECのバーキンド事務局長は8日、OPECと非加盟産油国が、協調減産合意を現行期限の来年3月以降も延長する方向で意見交換を進めていると語った。また、11月30日にウィーンで開催されるOPEC総会で、減産に参加する産油国が増加する可能性を明らかにした。さらに、OPEC加盟国と非加盟産油国が長期的な需給均衡を実現するため「特別な措置」が必要になる場合もあると述べた。  9日にロイター通信が開いた「グローバル・コモディティーズ・サミット」では、需給が再均衡に向かっている明確な裏付けがあると発言した。  こうした中、米国ではハリケーン「ネート」の影響で閉鎖していたメキシコ湾の石油生産プラットフォームが操業を再開。ネートは域内の原油生産の90%超を停止に追い込んでいた。再開の見込みは相場の上値を抑制する要因となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.36 -0.23
NYMEX金先物 12月限 1245.2 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 883.7 +7.6
NYMEXガソリン 12月限 1.7166 -0.0081
WTI ・・・ 57.1 +0
シカゴコーン ・・・ 340 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 989.75 -3
シカゴコーヒー ・・・ 120.6 +0
CRB商品指数 ポイント 184.471 +0