石油 | 2017年10月11日 06:13 JST

〔NY石油〕WTI、続伸(10日)

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、供給過剰懸念が後退する中で買われ、続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比1.34ドル(2.70%)高の1バレル=50.92ドル。12月物は1.30ドル高の51.23ドルとなった。  サウジアラビア・エネルギー産業鉱物資源省のスポークスマンは9日、11月分の原油輸出割当量を日量56万バレル削減すると明らかにした。原油生産の盟主であるサウジアラビアが減産に積極的な姿勢を示したことで、需給不均衡に対する懸念が後退した。  また、石油輸出国機構(OPEC)のバーキンド事務局長は10日、訪問先のニューデリーで講演し、OPECやロシアによる減産には原油価格の下支え効果が表れており、米国のシェールオイル生産業者も減産に協力するよう呼び掛けるとともに、「参加国の拡大など(協調減産の)臨時措置が検討される可能性がある」と強調。バーキンド氏は8日にも報道陣に対し、11月30日にウィーンで開かれるOPEC総会ではこれまでよりも多くの産油国が加わるかもしれないとの見通しを示すとともに、OPEC加盟・非加盟国が需給の均衡化を図るため2018年に「特別措置」を講じる可能性があると言明していたことから、市場では主要産油国による減産措置が一段と強化されるのではないかとの期待も広がった。  このほか、外国為替市場ではユーロ高・ドル安が先行。ドル建てで取引される原油などの商品に割安感が生じことも、相場の押し上げにつながったもようだ。 ▽ガソリン=続伸。中心限月の11月物の清算値は3.21セント高の1ガロン=159.15セント。▽ヒーティングオイル=反発。11月物の清算値は2.97セント高の1ガロン=176.49セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.36 -0.23
NYMEX金先物 12月限 1245.2 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 883.7 +7.6
NYMEXガソリン 12月限 1.7166 -0.0081
WTI ・・・ 57.1 +0
シカゴコーン ・・・ 340 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 989.75 -3
シカゴコーヒー ・・・ 120.6 +0
CRB商品指数 ポイント 184.471 +0