石油 | 2017年10月12日 06:19 JST

〔NY石油〕WTI、3日続伸(11日)

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な供給過剰解消への期待や対ユーロでのドル安を受けた割安感などを背景に3営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比0.38ドル(0.75%)高の1バレル=51.30ドル。12月物の清算値は0.37ドル高の51.60ドルとなった。  この日午前は、石油輸出国機構(OPEC)が発表した強弱まちまちの月報内容を受けて売り買いが交錯した。月報によると、9月の加盟国産油量は前月比0.3%増の日量3274万8000バレルとなり、昨年11月末の減産合意時に設定した生産上限の3250万バレルを4カ月連続で超過。ただ、2018年の世界石油需要見通しに関しては前回予想から日量23万バレル引き上げ、同3306万バレルに設定。また、OPEC加盟・非加盟国による協調減産で供給過剰が解消されつつあるとの見解が示され、18年は供給不足になる可能性なども指摘された。  原油相場はいったん50ドル台半ばまで下げたものの、これらの材料をこなして昼ごろには51ドル台に浮上。国際通貨基金(IMF)が10日に発表した最新の経済見通しで、17年と18年の世界全体の成長率予想を上方修正していたことも需給引き締まり観測につながり、相場を支援する材料となった。  さらに、外国為替市場ではドル安・ユーロ高基調が継続。ドル建てで取引される商品に割安感が生じたことも、原油買いを後押しした。  市場の関心は11日午後4時半と12日午前11時にそれぞれ発表される官民の石油在庫週報に移っている。官民いずれの発表もコロンブスデーに伴う週初の祝日に伴い、通常より1日ずれ込んだ。ロイター通信の拡大版調査(11日午前公表)によると、6日までの1週間の米原油在庫は前週比200万バレル減と、3週間連続の取り崩しとなったもよう。また、ディスティレート(留出油)在庫とガソリン在庫もそれぞれ220万バレル減、50万バレル減と取り崩しとなる見込み。  ▽ガソリン=3営業日続伸。中心限月の11月物の清算値は1.77セント高の1ガロン=160.92セント。  ▽ヒーティングオイル=続伸した。11月物の清算値は2.12セント高の1ガロン=178.61セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.36 -0.23
NYMEX金先物 12月限 1245.2 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 883.7 +7.6
NYMEXガソリン 12月限 1.7166 -0.0081
WTI ・・・ 57.1 +0
シカゴコーン ・・・ 340 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 989.75 -3
シカゴコーヒー ・・・ 120.6 +0
CRB商品指数 ポイント 184.471 +0