石油 | 2017年10月12日 07:39 JST

〔米欧石油市況・詳報〕3日続伸=需要増見通しとクルド情勢で(11日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】11日の米欧石油市場の原油相場は3営業日続伸。石油輸出国機構(OPEC)が2018年の世界需要見通しを引き上げたことや、イラク北部クルド自治区の情勢不安が相場を支援した。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、前日比0.33ドル(0.6%)高の1バレル=56.94ドル。米国産標準油種WTIは、0.38ドル(0.8%)高の51.30ドルだった。  OPECは、産油国の協調減産によって原油の供給過剰が解消されつつあると指摘。  米国の原油輸出は記録的に加速しているものの、世界2位の石油商社であるグレンコアは、北海油田や西アフリカからの供給分も併せて市場に吸収する力はあるとの見方を示した。  時間外取引では、米石油協会(API)が公表した6日までの原油在庫が310万バレル増加したことが嫌気され、値を消した。市場予想は200万バレルの減少だった。12日には米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計が発表される。  こうした中、クルド自治区政府は、イラク政府軍とイランで訓練を受けたイラクの民兵組織が、産油地帯のキルクークやモスル近郊への「大規模な攻撃」に向けて準備中だと明らかにした。イラク軍の広報官は攻撃を否定しているものの、アゲイン・キャピタルのジョン・キルダフ氏は、自治区情勢をめぐる不安がWTIの51ドル台回復に一役買っていると語った。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 57.04 +0.26
NYMEX金先物 12月限 1253.8 +2
NYMEXプラチナ先物 1月限 881.2 +8.2
NYMEXガソリン 12月限 1.6707 -0.0159
WTI ・・・ 57.24 +0
シカゴコーン ・・・ 348.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 967.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 116.9 -2.25
CRB商品指数 ポイント 184.2184 +0