������ | 2017年10月18日 07:35 JST

〔米欧石油市況・詳報〕ほぼ横ばい=米増産予想が上値抑制(17日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】17日の米欧石油市場の原油相場はほぼ横ばい。イラク中央政府とクルド自治区の軍事衝突が同国産油量に打撃を与えるのではないかとの不安を材料に買われたが、米国の産油量と輸出量の増加予想を受けた売りに上値が抑えられた。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は前日比0.06ドル(0.1%)高の1バレル=57.88ドル。米国産標準油種WTIは0.01ドル高の51.88ドル。いずれも日中に1%近く上伸し、1%超下げた。  イラク有数の産油地帯での軍事衝突は原油価格のリスクプレミアムを回復させたが、当局者は油田が平常通り稼働していると語った。  アゲイン・キャピタル(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「この情勢(イラク政府とクルド自治区の対立)によって価格に織り込まれたプレミアムは消滅しつつある」と指摘し、「高い水準にある(米国の)原油輸出量によって、国内在庫が新たに削減されるかどうかが焦点だ」と述べた。  米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)は、それぞれ米東部時間17日午後4時半(2030GMT)と18日に週間在庫統計を発表する。市場予想は約420万バレルの減少。  インターファクス・エナジー(英ロンドン)の上級エネルギーアナリスト、アブヒシェク・クマル氏は「市場参加者は米国の増産や輸出増加を注視している。原油価格の上昇を抑制し続けている要因だ」と話した。米国とイランの間で緊張が高まっている状況は、原油のリスクプレミアムを世界的に押し上げる要因になっている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.42 +0.08
NYMEX金先物 12月限 1275.3 +3.7
NYMEXプラチナ先物 1月限 923.6 +7.4
NYMEXガソリン 11月限 1.7438 +0.001
WTI ・・・ 56.16 +0
シカゴコーン ・・・ 345 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 990 -1.25
シカゴコーヒー ・・・ 122.9 +0
CRB商品指数 ポイント 190.3859 +0