������ | 2017年10月19日 06:12 JST

〔NY石油〕WTI、4日続伸=3週間ぶり高値(18日)

 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中東の地政学的リスクなどを背景に買われ、4営業日続伸した。米国産標準油種WTI中心限月11月物の清算値は前日比0.16ドル(0.30%)高の1バレル=52.04ドルと、9月27日(52.14ドル)以来3週間ぶりの高値を付けた。12月物は0.15ドル高の52.26ドルだった。  イラク中央政府とクルド自治政府が帰属を争う係争地への展開を続けているイラク軍は18日までに声明を発表し、キルクーク州に点在する油田を次々と拳握したことを明らかにした。これを受け、キルクークからの原油供給が混乱するのではないかとの懸念が広がった。ロイター通信が関係筋の話として伝えたところによると、キルクークからトルコ・ジェイハン港への輸送パイプラインを通じた原油輸出量は日量60万バレルから22万5000バレル前後に急減しているという。  また、核合意をめぐりイランと米国との間で緊張が高まっていることも、この日の原油相場を支えた。このほか、外国為替市場でドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことも相場を押し上げる要因となった。  米エネルギー情報局(EIA)がこの日午前に発表した最新週の原油在庫は前週比570万バレル減と、市場予想(ロイター通信拡大版調査)の420万バレル減を上回る取り崩しとなった。ただ、米石油協会(API)が前日夕に公表した710万バレル減よりは小幅な取り崩しだった。また、EIAが発表したガソリン在庫も90万バレル増と予想の30万バレル増を上回ったほか、ディスティレート(留出油)在庫も取り崩し予想に反して50万バレルの積み増しとなった。これを受け、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、昼ごろにはプラス圏に戻した。  ▽ガソリン=続伸した。中心限月11月物の清算値は1.28セント高の1ガロン=164.29セントとなった。  ▽ヒーティングオイル=続落し、11月物の清算値は0.70セント安の1ガロン=180.28セントだった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.42 +0.09
NYMEX金先物 12月限 1275.3 +4.2
NYMEXプラチナ先物 1月限 923.6 +7.7
NYMEXガソリン 11月限 1.7438 +0.0022
WTI ・・・ 56.16 +0
シカゴコーン ・・・ 345 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 990 -1.5
シカゴコーヒー ・・・ 122.9 +0
CRB商品指数 ポイント 190.3859 +0