石油 | 2018年01月11日 08:20 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=WTIは3年ぶり高値で終了(10日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】10日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した原油在庫と産油量の減少が好感され、米国産標準油種WTIは約3年ぶり高値で終了した。  WTIの中心限月の清算値は、前日比0.61ドル(1%)高の1バレル=63.57ドルと、清算値ベースでは2014年12月以来の高値。取引中には、14年12月9日以来の高値である63.67ドルを付けた。  英国産標準油種北海ブレントの清算値は、前日比0.38ドル高の69.20ドル。一時15年5月以来の高値である69.37ドルまで上伸した。  EIAが発表した5日までの1週間の米原油在庫は前週比490万バレル減と、減少幅が市場予想の390万バレル(ロイター通信調べ)を上回った一方、ガソリンや燃料の在庫が予想以上に積み上がった。ただ、米産油量は大幅に減少した。  ドイツの金融大手コメルツバンクの石油アナリスト、カーステン・フリチュ氏は「原油在庫減少ペースが弱まったことと石油製品在庫の堅調な積み上がりが重なったのは弱材料だが、市場参加者が産油量急減を買いの口実に利用した可能性もある」と分析した。  株式などの金融市場が世界的に広範囲で上昇基調にある状況も、原油先物への投資資金流入を促す要因になっている。さらに、中国が米国債の購入縮小や停止の用意をしているとの報道を受けてドルが売られ、ドル建てで取引される原油に割安感が生じた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.06 +0.06
NYMEX金先物 8月限 1239.7 -1.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 826.4 +1.6
NYMEXガソリン 7月限 2.0022 +0.0073
WTI ・・・ 68.17 +0
シカゴコーン ・・・ 341.75 +3.75
シカゴ大豆 ・・・ 829.5 +8.75
シカゴコーヒー ・・・ 107.45 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0