石油 | 2018年01月12日 07:57 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=北海ブレントは一時70ドル台(11日)

 【ヒューストン・ロイターES=時事】11日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸。一時急伸した後で上値が削られたものの、米国の需給引き締まりの兆しが表れる中、清算値は3年ぶりの高値となった。英国産標準油種北海ブレントは一時70ドル台に乗せた。  北海ブレントの中心限月の清算値は、前日比0.06ドル高の1バレル=69.26ドル。一時70.05ドルと2014年11月以来の高値を付けた後に上げ幅を縮小したが、清算値としては3年ぶりの高値水準。年初来では5%上伸し、急上昇した昨年末から相場が上向いている。米国産標準油種WTIの清算値は、前日比0.23ドル高の63.80ドルと、14年12月以来の高値となった。  アナリストらは、ブレントが70ドルの水準を確実に上抜けるには、2営業日以上必要との見方を示した。iiトレーダー・ドット・コムのマーティー・ウォレス氏は「この日の上昇はショートカバーによるものだ」と述べた。  アナリストは最新週の米国内産油量の減少について、先週米国各地を見舞った例年より強い寒波が要因だと指摘した。  一方、石油輸出国機構(OPEC)議長国であるアラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は、需給が今年均衡するとの見通しを示した上で、OPECが今年末まで減産合意の順守に取り組むと明言した。  この日はドルが対ユーロで下落し、1週間ぶりの安値に近づいたことから、ドル建てで取引される原油などの商品(コモディティー)に割安感が生じた。  アナリストらは、中東から新たな材料が出て地合いが一段と強まらない限り、ブレントは70ドルの水準を維持できないかもしれないとの見方を示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 63.95 -0.58
NYMEX金先物 1月限 1326 +7
NYMEXプラチナ先物 1月限 1005 +11.2
NYMEXガソリン 1月限 1.8835 -0.0199
WTI ・・・ 63.33 +0
シカゴコーン ・・・ 351.5 +1
シカゴ大豆 ・・・ 973 +2
シカゴコーヒー ・・・ 121.35 +0.25
CRB商品指数 ポイント 196.3443 +0