石油 | 2018年01月13日 09:21 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=協調減産解除懸念が後退(12日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】12日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸した。ロシアのノバク・エネルギー相が、世界の原油供給は「まだ(需要と)均衡していない」と発言したことを受けて、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産が解除されるとの懸念が後退した。  北海ブレントの中心限月の清算値は、前日比0.61ドル高の1バレル=69.87ドル。米国産標準油種WTIは、0.50ドル高の64.30ドル。週間ベースでは、北海ブレントは3.3%、WTIは4.7%、それぞれ上伸した。  ノバク氏は21日にオマーンで開かれる合同閣僚監視委員会の会合で、OPECと非加盟産油国が協調減産を解除する可能性について協議すると明らかにする一方で、「供給過剰は縮小しつつあるが、需給はまだ完全に均衡していない」と語った。  この発言で、当初下げていた原油価格はプラス圏に浮上。ただ、前日の高値には届かなかった。北海ブレントは前日、一時2014年12月以来の高値である70ドル台に乗せ、WTIは14年末以来の高値である64.77ドルを付けた。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した今週の国内石油リグ稼働数は前週比10基増の752基と、昨年9月以来の高水準となり、米産油量が引き続き増加する可能性を示したものの、ノバク氏の発言はこの日の取引終了まで相場を支えた。  主要産油国の間では、原油価格が現時点の水準付近を維持すると、テキサス州やノースダコタ州のシェールオイル増産に拍車がかかり、増産分が市場にあふれてOPECの市場シェアを損ないかねないとの不安が高まっている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 65.71 -0.38
NYMEX金先物 6月限 1271.2 -6
NYMEXプラチナ先物 7月限 874.1 -9.9
NYMEXガソリン 6月限 2.0235 -0.0078
WTI ・・・ 65.92 +0
シカゴコーン ・・・ 354.25 +2
シカゴ大豆 ・・・ 889.5 -5.75
シカゴコーヒー ・・・ 113.15 -0.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0