石油 | 2018年02月10日 06:50 JST

〔NY石油〕6日続落、60ドル割れ=1カ月半ぶり(9日)

 【ニューヨーク時事】週末9日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国内の供給過剰懸念などを背景に6営業日続落し、米国産標準油種WTIは中心限月の清算値ベースで昨年12月末以来約1カ月半ぶりに1バレル=60ドルを割り込んだ。中心限月3月物の清算値は前日比1.95ドル(3.19%)安の1バレル=59.20ドルと、12月22日以来7週間ぶりの安値を付けた。週間では9.55%下落し、マイナスでの越週は2週連続となった。4月物の清算値は1.95ドル安の58.99ドル。  世界的な株安が広がる中、米株市場ではこの日もダウ工業株30種平均が前日終値比で一時500ドル余り下落。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、同じくリスク資産である原油も売られやすかった。  このほか、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズがこの日発表した国内の石油掘削リグ稼働数が同日までの1週間で前週比26基増の791基となり、2017年1月以来の増加幅となったことも相場を下押しした。  また、米エネルギー情報局(EIA)が7日に公表した週報では、最新週の国内産油量が日量1025万バレルと、過去最高を記録していたことが判明していた。さらに、イランのザンギャネ石油相は8日、同国の産油量を今後3~4年以内に日量70万バレル増の470万バレルまで拡大させる計画であると発言。これらの報を受けて、OPEC加盟・非加盟国による協調減産効果が相殺されるのではないかとの懸念も強まっていた。  さらに、7日に操業停止が伝えられていた英国最大の石油・ガスパイプライン「フォーティーズ・パイプライン」が8日に操業を再開したとの報も売り材料。このほか、外国為替市場でドル高・ユーロ安基調が続き、ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことも圧迫材料。  ▽ガソリン=6営業日続落。中心限月3月物の清算値は6.48セント安の1ガロン=170.02セントと、2016年12月中旬以来約7週間ぶりの低水準。  ▽ヒーティングオイル=6営業日続落。3月物の清算値は6.62セント安の1ガロン=185.51セントと、11月初旬以来約3カ月ぶりの低水準。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 66.43 +0.67
NYMEX金先物 9月限 1187.8 +5.2
NYMEXプラチナ先物 9月限 792.5 +7.2
NYMEXガソリン 8月限 2.0151 +0.0116
WTI ・・・ 66.45 +0
シカゴコーン ・・・ 362 -1.5
シカゴ大豆 ・・・ 881.75 -0.25
シカゴコーヒー ・・・ 97.45 +0.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0