石油 | 2018年02月10日 08:42 JST

〔米欧石油市況・詳報〕大幅続落=1月下旬から11%安(9日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】9日の米欧石油市場の原油先物相場は続落し、下げ幅が3%超に拡大した。米国産標準油種WTIは供給増をめぐる新たな不安を背景に、昨年12月以来の1バレル=60ドル割れとなった。  WTIの中心限月の清算値は、前日比1.95ドル(3.2%)安の59.20ドルと、昨年12月22日以来の安値。日中安値は58.07ドルだった。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、2.02ドル(3.1%)安の62.79ドルと、12月13日以来の安値だった。  いずれも1月下旬のピークから約11%下げている。週間ベースで北海ブレントは約9%安、WTIは10%安と、下げ幅が2016年11月以来の大きさになった。  先物は6営業日続落。予想を上回る供給増加がデータで示されるとともに、今週初めに操業を中断した北海のフォーティーズ・パイプラインが予想を上回るペースで輸送量を回復している状況が響き、大商いの中で今年の上げ幅がほぼ帳消しになった格好だ。  米株式市場の混乱も原油相場を下押しした。さらに、ドル相場の上昇は原油相場の悪材料になっている。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズがこの日発表した国内の石油掘削リグ稼働数は、同日までの1週間で前週比26基増の791基と、増加幅は昨年1月以来の大きさになった。  既に投資家の間では、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国による協調減産を米産油量の増加が相殺する可能性が懸念されている。リグ稼働数の増加は、米産油量がこの先数カ月に一段と増加することを意味している。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.71 -0.12
NYMEX金先物 5月限 1303.7 +0
NYMEXプラチナ先物 7月限 912.6 -1.1
NYMEXガソリン 5月限 2.2338 -0.0028
WTI ・・・ 70.72 +0
シカゴコーン ・・・ 404.25 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 1035.75 +2.25
シカゴコーヒー ・・・ 120.55 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0