石油 | 2018年02月13日 07:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕ほぼ横ばい=米増産不安が上値抑制(12日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】週明け12日の米欧石油市場の原油先物相場は、ほぼ横ばいで終了した。週間ベースで2年ぶりの下げ幅を記録した世界各地の株式市場で、買い戻しが入り始めたのが背景。  この日は、序盤に上昇した後、米産油量の増加が石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国による協調減産を相殺するとの不安から、上値を削った。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、前週末比0.20ドル(0.3%)安の62.59ドル。米国産標準油種WTIは一時、60.83ドルの日中最高値を付けた。清算値は0.09ドル(0.2%)高の59.29ドル。  トラディション・エナジー(米コネティカット州スタンフォード)の市場調査部長ジーン・マクギリアン氏は「相場は上昇しようとしていた。ドル安が関係した」と指摘した。  ドル安により、ドル建てで取引される原油に割安感が生じた。タイチェ・キャピタル・アドバイザーズのアナリスト、ジョン・マカルーソ氏によると、先週ロングポジションを解消したトレーダーが再び買いに動いた。  米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した月報によると、3月のシェールオイル生産量は前月比11万1000バレル増の日量676万バレルとなる見通し。年内には国内産油量が日量1100万バレルに達する可能性もあるとしている。  アナリストは、石油需要が引き続き堅調との見方を示している。SEBの首席商品ストラテジストは「需要の伸びは非常に力強く、ベネズエラなどの生産減もあり、状況の改善に役立っている。堅調な需要が続いても、OPECは2019年に(供給を)抑制しそうだ」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 61.68 +0.04
NYMEX金先物 2月限 1353.2 -23.9
NYMEXプラチナ先物 3月限 1010.1 -7.5
NYMEXガソリン 2月限 1.7509 -0.0002
WTI ・・・ 61.87 +0
シカゴコーン ・・・ 367.5 -2
シカゴ大豆 ・・・ 1021.5 +4.25
シカゴコーヒー ・・・ 118.25 +0.3
CRB商品指数 ポイント 0 +0