石油 | 2018年03月09日 07:54 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落=ドル高やクッシング在庫増を嫌気(8日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】8日の米欧石油相場は続落した。2週連続で下落する見通し。ドル相場高や米オクラホマ州クッシングの原油在庫増、米産油量の増加に加え、投資家の間での「貿易戦争」の可能性への懸念が背景。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.73ドル(1.1%)安の1バレル=63.61ドル。WTIは1.03ドル(1.7%)安の60.12ドル。週間ベースで北海ブレントは安0.8%安、WTIは1.5%安となる見込み。  ドルの対通貨バスケット相場は約0.6%上昇。ドル建てで取引される原油などの商品が割高となった。  米調査会社ジェンスケープがまとめた6日までの1週間のクッシングの在庫推計が、前週比29万バレル超の積み増しだったことも相場を圧迫した。政府統計で確認された場合、在庫増は12週間ぶりとなる。  米エネルギー情報局(EIA)が7日に発表した2日までの1週間の国内産油量は、過去最高の日量1040万バレル。USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は、この統計が「ようやく強気の投機筋から勢いを奪いつつある」と語った。  市場では、米政府が鉄鋼などへの課税を開始し、「貿易戦争」が勃発することに懸念を強めている。調査会社リターブッシュ&アソシエーツのジム・リターブッシュ社長はリポートで「米国が導入する関税の内容が明確になるまでは株価が一段と急落し、容易に原油相場に波及する」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51 +0.38
NYMEX金先物 12月限 1243.7 +4.1
NYMEXプラチナ先物 1月限 782.1 +0.6
NYMEXガソリン 12月限 1.4189 +0.0135
WTI ・・・ 51.02 +0
シカゴコーン ・・・ 374.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 909.75 +2
シカゴコーヒー ・・・ 100.45 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0