石油 | 2018年03月13日 04:59 JST

〔NY石油〕WTI、反落(12日)

 【ニューヨーク時事】週明け12日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国内の供給過剰懸念や利益確定の売りなどを背景に反落した。米国産標準油種WTI中心限月4月物の清算値は前週末比0.68ドル(1.10%)安の1バレル=61.36ドル。5月物は0.59ドル安の61.33ドルとなった。  前週末は、5月までに米朝首脳会談が開催される見通しになったことを受けて、投資家のリスク選好意欲が拡大。米雇用統計が全般的に良好な内容だったことも支援材料となり、米株価が上げ幅を広げるにつれ、原油買いも活発化していた。これを受けて、週明けの原油相場は利益確定の売りが先行。前週末に公表された週間取組残高報告で、ファンド筋や資産運用筋が3週間ぶりに原油に対する強気ポジションを縮小したことが明らかになったことも、相場を下押しする要因となった。また、米国内のシェールオイル増産の動きが石油輸出機構(OPEC)主導の協調減産効果を相殺するのではないかとの懸念もくすぶっていたため、相場は午前中に一時60.67ドルと、再び60ドル割れが視野に入った。  ただ、外国為替市場では、ユーロが対ドルで切り返し、ドル建てで取引される商品に割安感が生じたたため、原油に買い戻しが入り、徐々に下げ幅を縮小した。米石油会社ベーカー・ヒューズが前週末に公表した最新週の国内石油掘削リグ稼働数が7週間ぶりに減少に転じたことも見直し買いを誘った。  市場の次の注目材料は、米官民が13日夕、14日午前にそれぞれ発表する在庫週報。ロイター通信の暫定版調査(12日公表)によると、9日までの1週間の米原油在庫は前週比150万バレル増と、3週連続で積み増しとなったもよう。ガソリン在庫は210万バレル減、ディスティレート(留出油)在庫は140万バレル減と予想されている。  ▽ガソリン=反落した。中心限月4月物の清算値は1.03セント安の1ガロン=189.40セント。  ▽ヒーティングオイル=反落。4月物の清算値は2.19セント安の1ガロン=186.47セントとなった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51 +0.66
NYMEX金先物 12月限 1243.7 +4.1
NYMEXプラチナ先物 1月限 782.1 +5.4
NYMEXガソリン 12月限 1.4189 +0.0171
WTI ・・・ 51.02 +0
シカゴコーン ・・・ 374.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 909.75 +4.75
シカゴコーヒー ・・・ 100.3 -0.15
CRB商品指数 ポイント 0 +0