������ | 2018年03月20日 07:10 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=米株安映す(19日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】19日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。米株式が1%以上下落する中、投資家は依然原油の供給増を懸念している。一方、サウジアラビアとイランの対立が下値を支えた。  北海ブレント先物の中心限月は0.16ドル(0.2%)安のバレル当たり66.05ドル。WTI先物は0.28ドル(0.5%)安の62.06ドル。  ユナイテッドICAPのテクニカルアナリスト、ブライアン・ラローズ氏は「株式市場は、明らかにこの日の(原油の)下落を促した要因だ。取引序盤から打撃を受けていた」と話した。  米株は貿易戦争への懸念や、フェイスブックの急落がハイテク株を圧迫したことなどを受けて、1.5%以上値を下げた。原油相場は株式相場との連動が増している。  プライス・フューチャーズ・グループのアナリスト、フィル・フリン氏は、強い需要が一段安を防ぐ形となったと指摘。「われわれはシェールオイル生産に注視し続けているが、それは世界的な在庫を実際のところ際立たせているものではない。在庫は逼迫(ひっぱく)し続けている」と語った。  ただ、米国のリグ稼働数の増加は依然、強気筋にとっては逆風だ。ベーカー・ヒューズは16日、米リグ稼働数が4基増の800基に達したと発表した。独コメルツバンクはリポートで「現行の価格水準で、米国のリグ稼働数と生産は一段と増加する可能性がある」と指摘した。  サウジアラビアのムハンマド皇太子が、ライバルのイランが核兵器を開発すれば、サウジも核兵器を持つと発言し、16日の相場は上昇した。  ペトロマトリクスのアナリスト、オリバー・ジェイコブ氏は「ムハンマド皇太子が米国を訪問する予定であり、イランや同国への制裁をめぐり、多くのニュースが報じられる公算が大きい。今週、相場には地政学リスクが一部織り込まれるだろう」と話した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.58 -1.35
NYMEX金先物 12月限 1242.7 -4.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 797.5 -10.3
NYMEXガソリン 12月限 1.4782 -0.0353
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907 -7
シカゴコーヒー ・・・ 98.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0