石油 | 2018年04月03日 04:22 JST

〔NY石油〕WTI大幅反落、63ドル台=2週間ぶり安値(2日)

 【ニューヨーク時事】連休明け2日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中間の通商問題をめぐる先行き不安を背景にリスク回避姿勢が強まる中、米株安などに圧迫され、大幅反落した。米国産標準油種WTI5月物の清算値は前営業日比1.93ドル(2.97%)安の1バレル=63.01ドルと、中心限月ベースで約2週間ぶりの安値に沈んだ。6月物は1.88ドル安の62.99ドルだった。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが29日に発表した調査では、最新週の石油リグ稼働数が3週ぶりに減少に転じたことが明らかになり、これを材料に朝方までは小高い水準で推移していた。しかし、外国為替市場でドル買い・ユーロ売りが急ピッチで進んだため、ドル建ての商品に割高感が浮上し、原油相場は午前いっぱい一本調子で下落。昼ごろには一時62.95ドルの安値を付けた。この日朝方から対ユーロでドル高が進んだのは、資産の「逃避先」としてのドル買いが入ったとの見方もあった。  また、米中の貿易摩擦激化を懸念した米株安も投資家心理を圧迫。中国政府はこの日、トランプ米政権が発動した鉄鋼・アルミニウム輸入制限への報復措置として、農産物など計128品目を対象に最高25%の関税を上乗せした。鉄鋼・アルミとは別に、米国は中国による知的財産権侵害を理由とした貿易制裁の発動準備も進めていることから、両国の「貿易戦争」がエスカレートし、景気やエネルギー分野の需要にも影響が及びかねないとの警戒感が強まっている。ただ、節目の63ドル付近では買い戻しも入り、終盤は若干下げ幅を縮めた。  ▽ガソリン=大幅反落。中心限月5月物の清算値は5.45セント安の1ガロン=196.61セント。 ▽ヒーティングオイル=大幅安。5月物の清算値は4.08セント安の1ガロン=198.02セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.3 +0.44
NYMEX金先物 7月限 1426.1 +10.1
NYMEXプラチナ先物 8月限 845.2 +12.8
NYMEXガソリン 7月限 1.8342 +0.0133
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 424.5 +7.5
シカゴ大豆 ・・・ 881.25 +19.75
シカゴコーヒー ・・・ 107.1 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0