石油 | 2018年04月12日 07:38 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸、約3年ぶり高値=中東情勢の緊迫で(11日)

 【ニューヨーク・ロイターES=時事】11日の米欧市場の原油先物相場は続伸。2014年12月以来、約3年ぶりの高値を付けた。サウジアラビアが首都リヤドの上空でミサイルを迎撃したとの報や、トランプ米大統領がロシアに対し、近くシリアで軍事行動に乗り出す可能性を警告したことが材料視された。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は1.02ドル高の1バレル=72.06ドル。一時は73.09ドルの高値を付けた。  米国産標準油種WTIの清算値は1.31ドル(2%)高の66.82ドル。一時、67.45ドルに上伸した。  米エネルギー情報局(EIA)が発表した6日までの1週間の国内原油在庫は前週末比330万バレル増加。18万9000バレルの減少と見込んでいた市場予想に反し、大幅な在庫積み増しとなった。ただ、地政学的な懸念が影を落とし、いずれの油種も14年以来の高値水準で取引された。  シリアの産油量は大規模でないものの、何らの地域紛争の兆しが生ずれば、中東の広い範囲で原油輸送をめぐる懸念につながる。  ドイツのコメルツバンクの商品調査担当者は、石油市場のファンダメンタルズに関し「現在の相場は正当化されるものではない」と指摘。さらに「残念ながら、政治的な問題に市場の関心が集まり、米産油量の増加をはじめとした危険信号の一部は無視されている」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.29 -0.09
NYMEX金先物 4月限 1346.8 -8.8
NYMEXプラチナ先物 5月限 935.3 -1.6
NYMEXガソリン 4月限 2.0774 +0.0025
WTI ・・・ 68.25 +0
シカゴコーン ・・・ 382 -4.75
シカゴ大豆 ・・・ 1037.25 -6
シカゴコーヒー ・・・ 115.25 +1
CRB商品指数 ポイント 0 +0