石油 | 2018年05月03日 05:41 JST

〔NY石油〕WTI、反発(2日)

 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドル高・ユーロ安の急反転を受けた割安感やイランをめぐる地政学的リスクなどを背景に買い戻しが入り、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.68ドル(1.01%)高の1バレル=67.93ドル。7月物は0.64ドル高の67.77ドルとなった。  米エネルギー情報局(EIA)が午前中に発表した週間在庫統計では、原油在庫が前週比620万バレル増と、市場予想(ロイター通信調べ)の70万バレル増を大幅に上回る積み増し。ガソリン在庫も60万バレルの取り崩し予想に反して120万バレルの積み増しだった。これを受けて、国内の需給不均衡に対して警戒感が広がったため、原油相場は一時マイナス圏に沈む場面もあった。  ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日午後に発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明は、インフレ率の判断を引き上げ、次回6月会合での利上げに意欲を示したものの、利上げペースの加速を明確に示唆するほどのタカ派的な内容ではなかったことから、ユーロが対ドルで反転上昇。ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことで買い戻しが入り、相場はプラス圏に浮上した。このほか、EIA週報では、ディスティレート(留出油)在庫が390万バレル減と、予想(140万バレル減)を上回る取り崩しとなったほか、原油在庫の積み増しが主に西海岸に集中した一時的な要因との見方が広がったことから、その後は見直し買いが入ったもよう。また、米国がイラン核合意から離脱する可能性が出ている中、中東からの原油供給が停滞するのではないかとの懸念も引き続き相場を下支えした。  ▽ガソリン=続落。中心限月6月物の清算値は0.78セント安の1ガロン=207.98セントだった。  ▽ヒーティングオイル=反発。6月物の清算値は2.18セント高の1ガロン=212.15セントとなった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.8 -0.07
NYMEX金先物 2月限 1282.6 -4.8
NYMEXプラチナ先物 2月限 797.4 +0
NYMEXガソリン 1月限 1.4528 -0.0118
WTI ・・・ 51.78 +0
シカゴコーン ・・・ 381.75 -1
シカゴ大豆 ・・・ 916.75 +1.25
シカゴコーヒー ・・・ 104.95 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0