石油 | 2018年05月08日 05:45 JST

〔NY石油〕WTI続伸、70ドル台=清算値ベースで3年5カ月ぶり(7日)

 【ニューヨーク時事】週明け7日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、イラン核合意をめぐる地政学的リスクなどを背景に買われ、続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前週末比1.01ドル(1.45%)高の1バレル=70.73ドルと、中心限月ベースで2014年11月下旬以来約3年5カ月ぶりに70ドルの大台を突破した。7月物は1.04ドル高の70.62ドルとなった。  米欧諸国とロシアが2015年にイランとの間で結んだ核合意をめぐり、トランプ大統領は今月12日までに合意内容が修正されなければ、核合意から離脱する意向を示し、再び対イラン制裁に踏み切る可能性を示唆。見直し期限が迫る中、新たな制裁発動が中東産原油の供給停滞につながるのではないかとの警戒感が広がり、原油相場は前日夜の時間外取引で70ドルの大台に乗せていた。  また、ロイター通信によると、米石油大手コノコフィリップスが国際商業会議所(ICC)の仲裁裁判所の裁定に基づき、ベネズエラ国営石油会社PDVSAがカリブ海に保有する主要資産の取得に踏み切った。このため、PDVSAによる原油生産・輸出に打撃を与える可能性があるとの懸念が広がったほか、米国とベネズエラの政治的な対立が一段と深まるのではないかとの不安も強まった。  ただ、トランプ大統領がこの日午後、ツイッターで「米東部時間8日午後2時にイラン合意(核合意)に関する決定を発表する」と投稿。トランプ政権が指定していた見直し期限である12日よりも発表がかなり前倒しされたため、核合意をめぐる対立回避に向けた何らかの進展があったのではないかとの観測が広がり、清算値確定後は下落に転じ、一時70ドルを割り込んだ。 ▽ガソリン=3日続伸。中心限月の6月物の清算値は2.00セント高の1ガロン=213.40セント。  ▽ヒーティングオイル=続伸。6月物の清算値は3.10セント高の1ガロン=218.50セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 46.24 +1.2
NYMEX金先物 12月限 1249.2 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 794.8 +3.6
NYMEXガソリン 12月限 1.3505 +0.0308
WTI ・・・ 46.07 +0
シカゴコーン ・・・ 385.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 907.75 -4.75
シカゴコーヒー ・・・ 101.5 +2.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0