石油 | 2018年05月12日 04:53 JST

〔NY石油〕WTI、3日ぶり反落(11日)

 【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、利益確定の売りや米国内の増産懸念などに圧迫され、3日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.66ドル(0.92%)安の1バレル=70.70ドル。週間では1.41%上昇した。7月物は0.63ドル安の70.68ドルとなった。  イラン核合意からの離脱を決定した米国は、イランに対して原油取引関連などで再び制裁を科す方針。制裁が発動されれば、イラン産原油は10月ごろには日量50万バレル減少し、最終的には100万バレル減少するとの観測などが出ている。ただ、イランの原油輸出が減少しても、石油輸出国機構(OPEC)の他の加盟国が増産に動くとみられ、中東地域全体の原油供給にはさほど混乱が生じないとの見方も多い。一方で、米国内では増産傾向が続いているため、原油相場に売り圧力がかかった。  9日に発表された米エネルギー情報局(EIA)週報では、米国内の原油生産量が日量約1070万バレルと過去最高を記録し、ロシアの産油量1100万バレルに一段と近づいていることが判明した。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが11日発表した最新週の国内石油掘削リグ稼働数は前週比10基増の844基となり、6週連続で増加した。ロイター通信によると、これは2015年3月以来の高水準。それに加え、原油相場はこのところ約3年5カ月ぶりの高値水準で推移しているため、この日は利益確定の売りも出やすかった。  ▽ガソリン=3日ぶり小反落。中心限月6月物の清算値は0.02セント安の1ガロン=218.88セント。 ▽ヒーティングオイル=3日ぶり小反落。6月物の清算値は0.08セント安の1ガロン=222.20セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.32 +0.41
NYMEX金先物 10月限 1206.6 -10.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 834.2 -6.2
NYMEXガソリン 9月限 2.0146 +0.0008
WTI ・・・ 70.72 +0
シカゴコーン ・・・ 352.5 +4
シカゴ大豆 ・・・ 850.25 -5.25
シカゴコーヒー ・・・ 99.7 -0.05
CRB商品指数 ポイント 0 +0