石油 | 2018年06月09日 04:40 JST

〔NY石油〕WTI、反落(8日)

 【ニューヨーク時事】週末8日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な供給過剰懸念などを背景に反落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値は前日比0.21ドル(0.32%)安の1バレル=65.74ドル。8月物は0.22ドル安の65.67ドルだった。  米エネルギー情報局(EIA)が6日に公表した週報では、米国内の産油量が日量1080万バレルと、記録的な高水準に達していたことが判明。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズがこの日午後に公表した国内の石油掘削リグ稼働数が前週比1基増の862基と、2015年3月以来の高水準となった。一方、中国税関総署がこの日発表した貿易統計によると、5月の原油輸入は日量920万バレルと、前月の日量960万バレルから減少。米国内での産油量拡大に対する懸念に加え、エネルギー消費大国である中国の需要減退に対する不安などが台頭したことから、原油が売られた。  このほか、米金融大手JPモルガンが2018年のWTIの価格予想を下方修正したとの報が圧迫材料となったほか、外国為替市場では未明から朝方にかけてドルが対ユーロで強含み、ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも売りにつながった。  ただ、ベネズエラの減産問題や米国の対イラン制裁に伴う同国の供給減退懸念などを背景に買い支えの動きも見られ、下値は限定的だった。  ▽ガソリン=小幅続伸。中心限月7月物の清算値は0.05セント高の1ガロン=211.53セント。  ▽ヒーティングオイル=反落。7月物の清算値は1.56セント安の1ガロン=216.43セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.91 +0.8
NYMEX金先物 10月限 1201.2 -1.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 800.9 +14.9
NYMEXガソリン 9月限 1.9768 +0.0257
WTI ・・・ 68.81 +0
シカゴコーン ・・・ 348 -5
シカゴ大豆 ・・・ 823.5 -9.75
シカゴコーヒー ・・・ 93.45 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0