石油 | 2018年06月13日 07:42 JST

〔米欧石油市況・詳報〕軟調=API統計で米原油在庫増(12日)

 【ニューヨーク・ロイターES時事】12日の米欧石油市場は軟調。米国産標準油種WTIは清算値の段階では上昇したものの、清算後に下げに転じた。英国産標準油種北海ブレントは、投資家らが来週の石油輸出国機構(OPEC)総会に備える中、下落した。  北海ブレントの中心限月の清算値は、前日比0.58ドル安の1バレル=75.88ドル。WTI清算値は0.26ドル高の66.36ドル。  WTI清算後に米石油協会(API)が発表した週間在庫統計では、米原油在庫が市場予想に反して積み上がった。これを受けてWTIはマイナス圏に落ち込み、北海ブレントも下げ幅を拡大させた。RJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、フィリップ・ストレイブル氏によると、北海ブレントに関しては、外国為替市場でドル高ユーロ安となり、ドル建てで取引される原油が割高になったことも相場を圧迫した。  OPECはこの日発表した月報で、国際原油市場は高い不確実性に覆われていると指摘。供給のだぶつきは解消しているものの、2018年下半期の見通しは極めて不透明との見解を示した。  OPECは22~23日の総会で、今後の生産方針を決める。11日にはイラクのルアイビ石油相が、産油各国は増産圧力に影響されるべきではないとけん制した。だが、アナリストの多くはOPECが増産に動くと予想している。  PVMオイル・アソシエーツのストラテジスト、タマス・バルガ氏は、「OPECが国際原油市場の責任ある調整役(スイング・プロデューサー)として振る舞いたければ、需要を踏まえ、少なくとも現行水準から日量100万バレルの増産が必要だ」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 66.43 +0.89
NYMEX金先物 8月限 1186.8 +3.7
NYMEXプラチナ先物 9月限 792.5 -7.2
NYMEXガソリン 8月限 2.0151 +0.0004
WTI ・・・ 66.45 +0
シカゴコーン ・・・ 362 -2
シカゴ大豆 ・・・ 881.75 -6.25
シカゴコーヒー ・・・ 98.65 +1.4
CRB商品指数 ポイント 0 +0