������ | 2018年06月21日 07:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕WTI、急反発=北海ブレントは小幅続落(20日)

 【ニューヨーク・ロイターES時事】20日の米欧石油市場は米国産標準油種WTIが急反発し、約2%上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した前週の国内原油在庫が、1月以来の大幅な取り崩しになったことが好感された。  一方、英国産標準油種北海ブレントは小幅続落。今週の石油輸出国機構(OPEC)総会で減産が緩和されるとの見方が材料になった。  この日納会を迎えるWTIの7月当ぎりの清算値は1.15ドル(1.8%)高の1バレル=66.22ドル。8月きりは0.81ドル高の65.71ドル。  北海ブレントの8月当ぎりの清算値は0.34ドル(0.5%)安の74.74ドルだった。  リターブッシュ・アンド・アソシエーツ(米イリノイ州ガリーナ)のジム・リターブッシュ社長は、EIAの統計で原油在庫が600万バレル近く取り崩され、減少幅が市場予想の約2倍になった点は、WTIにとって決定的に強材料だったと語った。ただ、ガソリンとディスティレート(留出油)の在庫が合計で約600万バレル積み上がったことにより原油在庫の減少はほぼ相殺されたと分析した。  OPECとロシアなどの非加盟産油国は22、23日にウィーンで会合を開く。OPECの盟主サウジアラビアは、増産の必要性を他の加盟国に納得させようとしているとされ、ロシアも減産緩和に積極姿勢を示している。ただ、イランなど他のOPEC加盟国はこうした動きに反対し、相場下落を恐れている。  プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「OPECをめぐる動きは相場を左右しそうだ」と指摘した。  また、パイオニア・ナチュラル・リソースのスコット・シェフィールド会長は、世界のどこかで産油量が減少している状況で需給を均衡させるには、OPECが日量100万バレル程度増産する必要があるとの見方を示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.15 +0.16
NYMEX金先物 1月限 1246.1 -0.7
NYMEXプラチナ先物 1月限 807.1 -2.7
NYMEXガソリン 12月限 1.4204 +0.0047
WTI ・・・ 50.99 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 920 -1.5
シカゴコーヒー ・・・ 97.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0