������ | 2018年06月23日 08:12 JST

〔米欧石油市況・詳報〕OPEC合意受け反発=週間でも上げる(22日)

 【ニューヨーク・ロイターES時事】22日の米欧石油市場は反発。石油輸出国機構(OPEC)がウィーンで定例総会を開き、来月からの増産で合意したものの、増産幅が小幅にとどまったことが好感された。OPECは世界的に需要が増加している中、一部の国の産油量減少の穴埋めを図る。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、2.50ドル(3.4%)高の1バレル=75.55ドル。  米国産標準油種WTIは、3.04ドル(4.6%)高の68.58ドル。受け渡し地点であるオクラホマ州クッシングの在庫が予想に反して大幅な取り崩しとなったことも、相場上昇に弾みをつけた。  週間では、北海ブレントが2.7%高、WTIが5.5%高。また、時間外取引ではいずれも引き続き上昇し、米東部時間午後4時7分(1807GMT)時点で、北海ブレントが2.56ドル(3.5%)高の75.61ドル、WTIが3.70ドル(5.65%)高の69.23ドルで取引された。  北海ブレントのWTIに対する上乗せ分は約15%縮小して6.36ドルと、5月11日以来の小ささとなった。  OPEC総会前の約3週間、減産緩和が供給過剰を招く可能性への懸念が響き、原油価格は3年半ぶり高値から下げていた。  OPECが増産目標を具体的に明示しなかったことは市場関係者の一部を混乱させたものの、増産規模が日量100万バレルを下回るとの見方が相場を押し上げた。イラクによると、産油量が減少している国々は増産割り当てを達成するのに苦戦を強いられ、他の産油国には穴埋めする力がない可能性もあることから、実際の増産幅は日量77万バレル前後となる見通しという。  フランスの金融大手BNPパリバの石油市場戦略主任であるハリー・チリンギリアン氏は「実質的な増産幅は容易に市場に吸収される」との見方を示した。また、ICAPの上級テクニカル・アナリスト、ブライアン・ラローズ氏は「増産が日量100万バレル規模だとしても、即時にではなく時間をかけて行われるだろう」と語った。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.12 +0.57
NYMEX金先物 10月限 1203.9 +1.7
NYMEXプラチナ先物 10月限 821.9 +3.7
NYMEXガソリン 9月限 2.0207 +0.0083
WTI ・・・ 71.03 +0
シカゴコーン ・・・ 345.75 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 830 -2
シカゴコーヒー ・・・ 96.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0