石油 | 2018年07月13日 08:07 JST

〔米欧石油市況・詳報〕ブレント反発=生産余力が再び焦点に(12日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】12日の米欧石油市場は、英国産標準油種北海ブレントが取引終盤に反発し、前日の下げを一部回復した。国際エネルギー機関(IEA)の警告を受けて、市場の焦点は生産余力に再び移った。  北海ブレント中心限月の清算値は1.05ドル高の1バレル=74.45ドル。一時は72.67ドルまで下げていた。  米国産標準油種WTIは、0.05ドル安の70.33ドルだった。  IEAは月報で、一部産油国の生産減少によって世界の生産余力が「限界に達した可能性もある」と警戒感を示した。中東諸国やロシアの増産を歓迎する半面、世界の生産余力がその分低下したと指摘した上で、「こうした脆弱(ぜいじゃく)性が原油相場を下支えしており、今後も続きそうだ」と述べている。  経済危機にあるベネズエラに加え、ノルウェーやカナダ、リビアで産油量がここ数週間減少している。アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国のベネズエラの減産をめぐる不安が相場を押し上げていると指摘した。  トレーダーによると、市場は調査会社ジェンスケープのデータを踏まえ、WTIの受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫減少も予想している。米市場への供給は、カナダの生産減少によって引き締まっている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 70.32 +0.43
NYMEX金先物 10月限 1206.6 +1.4
NYMEXプラチナ先物 10月限 834.2 +3.2
NYMEXガソリン 9月限 2.0146 +0.0142
WTI ・・・ 70.72 +0
シカゴコーン ・・・ 352.5 +1.25
シカゴ大豆 ・・・ 850.25 -4.75
シカゴコーヒー ・・・ 99.95 +0.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0