������ | 2018年07月19日 07:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=米在庫増加も需要増を材料視(18日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】18日の米欧石油市場は続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫は市場予想に反して増加した上、国内産油量は史上初めて日量1100万バレルに乗せたものの、ガソリンとディスティレート(留出油)の需要増が示された。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.74ドル(1%)高の1バレル=72.90ドル。一時71.19ドルと、4月17日以来の安値に落ち込んだ。  米国産標準油種WTIの清算値は、0.68ドル(1%)高の68.76ドルだった。  EIAが在庫週報を発表した直後に原油先物は下げたものの、ガソリン在庫が市場予想を上回る取り崩しだったことなどが材料視され、上昇に転じた。  リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ氏はリポートで、「週間ベースの米原油在庫の変動は、国際貿易の影響をますます受けるようになっており、今週の(在庫)データはまさにこれに当てはまる」と分析した。また、前週の米原油純輸入量が220万バレル増加した点を踏まえ、「輸入が増加し輸出が減少すると見込んでいたものの、いずれの変動幅も予想を上回った。特に輸入サイドは大きく変動した」と述べた。  投資家の間では、米国と中国などの間の貿易摩擦がエネルギー需要に与える打撃について不安が広がり始めている。BMIリサーチは、米中貿易摩擦が世界経済の足かせになりかねないと指摘。「経済見通しはおおむね明るいものの、逆風となる多数の要因が生じつつある。とりわけドル高や物価上昇圧力、流動性の引き締まりは逆風だ」とした上で、「貿易の伸びの鈍化は原油の実需の重しになる」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 65.46 +0.44
NYMEX金先物 8月限 1176.2 +2.6
NYMEXプラチナ先物 9月限 783.1 -5.8
NYMEXガソリン 8月限 1.9874 -0.0061
WTI ・・・ 65.39 +0
シカゴコーン ・・・ 365.25 -1
シカゴ大豆 ・・・ 885.5 -7.5
シカゴコーヒー ・・・ 100.6 -1.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0