������ | 2018年07月20日 07:55 JST

〔米欧石油市況・詳報〕ブレント、反落=供給過剰が再び焦点に(19日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】19日の米欧石油市場は、英国産標準油種北海ブレントが反落した。サウジアラビアの石油輸出国機構(OPEC)担当閣僚が、8月に同国の輸出量を日量10万バレル前後減らす意向を明らかにしたことを受けて相場は一時上昇したものの、供給過剰をめぐる不安が再燃した。  北海ブレントの中心限月の清算値は、0.32ドル安の1バレル=72.58ドル。一時73.79ドルまで上昇した。  米国産標準油種WTIの清算値は、0.70ドル(1%)高の69.46ドル。70.17ドルの高値を付けた後、上げ幅を縮小した。  アゲイン・キャピタル・マネジメント(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は、利益確定売りが出たため相場が下落したと指摘。サウジ担当閣僚の発言を材料に上昇した後、サウジやロシアなどの主要産油国の増産継続に伴う潜在的な供給過剰が再び焦点になったと分析した。  ドル高や貿易摩擦をめぐる新たな懸念が、商品(コモディティー)相場を圧迫したことも響いた。ドル指数は一時昨年7月以来の高水準まで上昇し、一日で約0.5%上げた。  リポー・オイル・アソシエーツ(米ヒューストン)のアンドリュー・リポー氏は「アジアの製油マージンが圧迫され、中国の独立系製油所の一部は原油処理を削減した。こうした状況がブレント相場の重しになっている」と語った。  この日は、ノルウェーの掘削リグ作業員のストライキが終結したとの報道も弱材料になった。  WTIについては、米エネルギー情報局(EIA)が前日に発表した統計で、前週の産油量が過去最高の日量1100万バレルに達した。原油在庫が市場予想に反して増加したことが、弱材料になり、上げ幅を縮めた。  その半面、トレーダーがエネルギー調査会社ジェンスケープのデータを引用して語ったところによると、WTI受け渡し地点であるオクラホマ州クッシングの在庫は、17日までに6.2%減少したと推計されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 65.46 +0.44
NYMEX金先物 8月限 1176.2 +2.6
NYMEXプラチナ先物 9月限 783.1 -5.8
NYMEXガソリン 8月限 1.9874 -0.0061
WTI ・・・ 65.39 +0
シカゴコーン ・・・ 365.25 -1
シカゴ大豆 ・・・ 885.5 -7.5
シカゴコーヒー ・・・ 100.6 -1.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0