石油 | 2018年08月08日 07:55 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=米が対イラン制裁の一部再発動(7日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】7日の米欧石油相場は続伸した。米国が東部時間午前0時01分に対イラン制裁の一部を発動したことを受け、11月に予定されるイラン産原油の禁輸措置が供給不足を招きかねないとの警戒感が強まった。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.90ドル(1.2%)高の1バレル=74.65ドル。一時74.90ドルの高値まで上昇した。  米国産標準油種WTIは、0.16ドル(0.2%)高の69.17ドル。一時69.83ドルの高値を付けた。  アゲイン・キャピタル(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「米国が制裁に真剣であることを示したのは確かであり、(禁輸措置の)適用除外を行うか疑問だ」と語った。また、米国の制裁発動を受けて相場が序盤に上昇したものの、禁輸措置が発動されるとイランの原油生産がどの程度影響を受ける見通しかについて明確な手掛かりがないため、上げ幅は縮小したと分析した。  また、トラディション・エナジー(米コネティカット州スタンフォード)市場調査担当バイスプレジデントのジーン・マクギリアン氏は「相場は米国の対イラン制裁再発動による地政学的リスクの織り込みを継続している」と指摘した上で、「7月のサウジアラビアの産油量が実際には減少したとの報も、依然として相場の支援材料だ」と述べた。  地政学的緊張に加え、米原油在庫も注視されている。ロイター通信がアナリストを対象に行った調査によると、3日までの1週間は前週比330万バレル減の予想。この日米石油協会(API)が発表した在庫統計は同600万バレル減だった。  米エネルギー情報局(EIA)は月報で、同国産油量がシェールオイル増産を主因として劇的に伸びてきたものの相場下落に伴い伸びが鈍化する可能性があると指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 46.24 +0.36
NYMEX金先物 1月限 1250.1 -2.3
NYMEXプラチナ先物 1月限 794.8 -3.3
NYMEXガソリン 12月限 1.3505 +0.0087
WTI ・・・ 46.07 +0
シカゴコーン ・・・ 385.5 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 907.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 99.6 +0.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0