������ | 2018年08月17日 08:11 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小反発=米在庫週報の影響続く(16日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】16日の米欧石油相場は、世界の商品・株式市場が落ち着きを取り戻す中、小反発した。ただ、弱い原油需要見通しに上値を抑えられた。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、前日比0.67ドル高の1バレル=71.43ドル。米国産標準油種WTIは0.45ドル高の65.46ドルだった。  北海ブレントは、1年ぶりに200日移動平均線にとどまっている。アナリストは、これを割り込むと新たな相場急落が起きかねないと指摘している。  前日は米エネルギー情報局(EIA)が発表した同国原油在庫が大幅に増加し、需要見通しをめぐる不安の高まりを受けて相場が下落した。ニューヨークのアゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は、米国内の製油所稼働率が高水準だったものの、輸入増加で在庫が押し上げられた点に言及し、「昨日の在庫統計の影響が残っている」と指摘した。  独金融大手コメルツバンクはリポートで「夏の行楽シーズンの終わりが近づく中、製油所の原油処理量は既にピークに達した公算が大きく、今後は減少が見込まれる。従って原油在庫がこれ以上増えないよう、純輸入量は大幅に減少させざるを得ない」との見方を示した。  米国と中国が制裁関税と報復関税を繰り返している「貿易戦争」は、世界の経済成長を抑制する恐れがある。貿易摩擦やドル高が主要な石油輸入国の買い付けの足かせになっているため、アジアの原油需要には鈍化の兆しが見られる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.12 +0.25
NYMEX金先物 10月限 1203.9 +0.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 821.9 +2.2
NYMEXガソリン 9月限 2.0207 +0.0023
WTI ・・・ 69.82 +0
シカゴコーン ・・・ 345.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 830 +0
シカゴコーヒー ・・・ 96.65 +0.8
CRB商品指数 ポイント 0 +0