石油 | 2018年09月13日 08:02 JST

〔米欧石油市況・詳報〕北海ブレント、一時80ドル台=米在庫減好感(12日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】12日の米欧石油相場は上昇し、英国産標準油種北海ブレントは一時80ドル台に乗せた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫の減少幅が市場予想を上回ったことが好感された。米国によるイラン制裁で、世界的な供給をめぐる懸念も強まった。  北海ブレントの中心限月の清算値は、0.68ドル高の1バレル=79.74ドル。一時80.13ドルと5月22日以来の高値を付けた。  米国産標準油種WTIは1.12ドル高の70.37ドルと、1週間ぶりの高値。  EIAによると、先週の米原油在庫は前週に比べ530万バレル減。市場予想は80万5000バレルの減少だった。  リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ氏はリポートで「530万バレルという原油在庫の減少幅は(米石油協会=API=の在庫週報より)はるかに小さかったものの、例年のこの週の取り崩し幅である100万バレル前後を大幅に上回った」と指摘した。  米国の対イラン制裁による供給不安も相場を支援した。米国制裁措置は11月からイラン産原油輸出が対象になる。  ロシアのノバク・エネルギー相は12日、米国のイラン制裁による影響に対する警戒感を表明。「日量200万バレル前後のイラン産原油を買い付けている各国がどう対応するのか、市場の不透明感はかなり強い。状況を注視し、正しい決定を取るべきだ」と語った。  また、世界の石油市場が地政学的リスクや供給混乱によって、「脆弱(ぜいじゃく)」な状態にあると分析。ロシアは必要になれば、増産できると述べた。  トレーダー筋は、「カテゴリー4」に発達したハリケーン「フローレンス」の動向も注視している。フローレンスは14日までに米東部沿岸に上陸する見通し。原油生産への影響はない見込みだが、100万人超の住民や企業関係者が避難していることから、燃料需要が短期的に大きく増えてきた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.25 +0.05
NYMEX金先物 12月限 1210.1 +4.8
NYMEXプラチナ先物 1月限 833.8 +1.7
NYMEXガソリン 11月限 1.5606 +0.0016
WTI ・・・ 56.11 +0
シカゴコーン ・・・ 367 +2.75
シカゴ大豆 ・・・ 883.5 +7
シカゴコーヒー ・・・ 111.95 -0.7
CRB商品指数 ポイント 0 +0