石油 | 2018年09月14日 08:18 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=2%下落―貿易摩擦などのリスクを材料視(13日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】13日の米欧石油相場は下落率が2%を超え、前日に約4カ月ぶりの高値を付けた英国産標準油種北海ブレントは反落した。供給が引き締まる中で、危機的な状況にある新興国市場や貿易摩擦により需要が落ち込むリスクが材料視された。  北海ブレントの中心限月の清算値は、1.56ドル(2%)安の1バレル=78.18ドル。前日は一時80.13ドルと、5月22日以来の高値を付けた。米国産標準油種WTIの清算値は、1.78ドル(2.5%)安の68.59ドル。いずれもほぼ1カ月ぶりの下落率だった。  国際エネルギー機関(IEA)は、石油市場の需給が現時点で引き締まりつつあるが、今後3カ月の需要は世界的な経済のリスクが高まる中で日量1億バレルに達すると予想した。ただ、「2019年に入ると、われわれの見通しに対するリスクが、一部の主要な新興国で生じる可能性がある。対ドルでの通貨安やエネルギー輸入コスト上昇が一因になろう」と分析。「貿易摩擦の激化による成長へのリスクも存在する」とした。  米州みずほのボブ・ヨーガー氏によると、IEAリポートの弱気な側面が注目され、序盤に大きく下げた。トランプ米大統領がツイッターで、「(貿易問題で)中国と合意しなければならないというプレッシャーは受けていない」と投稿し、相場は一段安になった。  ペリー米エネルギー長官はモスクワを訪問し、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアによる原油価格の急騰を回避する取り組みを高く評価した。ドイツ金融大手コメルツバンクはリポートで、原油価格の上昇基調について、市場予想を上回る米原油在庫の取り崩しや米ドル安、米産油量の減少報道が追い風になったと分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.46 +0.37
NYMEX金先物 11月限 1212.8 +8.1
NYMEXプラチナ先物 1月限 845.3 +2.7
NYMEXガソリン 11月限 1.5566 +0.0247
WTI ・・・ 56.44 +0
シカゴコーン ・・・ 367.5 -2.75
シカゴ大豆 ・・・ 888.75 +3.75
シカゴコーヒー ・・・ 112.55 +2.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0