石油 | 2018年10月10日 05:00 JST

〔NY石油〕WTI、反発(9日)

 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国による対イラン制裁に伴う供給減少懸念などを背景に買いが入り、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比0.67ドル(0.90%)高の1バレル=74.96ドル。12月物は0.64ドル高の74.81ドルとなった。  ロイター通信によると、レフィニティブ・アイコンのデータだと10月第1週のイランの原油輸出量は日量110万バレルにとどまり、4月の250万バレル強を大幅に下回った。また、業界筋の話では10月に入ってからこれまでの同輸出量は日量100万バレルを下回っているという。トランプ米政権は同国産原油を輸入する国・企業に対して11月に制裁を再発動する方針だが、イランの原油輸出量が既に明確に減少していることが明らかになったことから、世界的な供給逼迫(ひっぱく)懸念が広がった。  このほか、エネルギー生産各社は8日、ハリケーン「マイケル」の接近を受け、メキシコ湾の石油生産の約5分の1を停止し、10カ所のプラットホームから作業員を退避させた。これを受けて、米国内での供給に影響が及ぶのではないかとの警戒感も広がった。  ただ、国際通貨基金(IMF)がこの日発表した最新の世界経済見通しで、2018年と19年の世界成長見通しを下方修正。世界的な成長減速に伴う原油需要の鈍化が懸念されることに加え、サウジアラビアがさらなる増産に動くとみられることから、相場の上値は重かった。  ▽ガソリン=反落。中心限月11月物の清算値は1.63セント安の1ガロン=207.74セントとなった。  ▽ヒーティングオイル=続伸。11月物の清算値は2.96セント高の1ガロン=242.38セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 69.12 +0.13
NYMEX金先物 10月限 1225.3 -0.8
NYMEXプラチナ先物 12月限 835 -1.9
NYMEXガソリン 10月限 1.9139 -0.0082
WTI ・・・ 69.11 +0
シカゴコーン ・・・ 367 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 856.75 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 121.3 -0.8
CRB商品指数 ポイント 0 +0