石油 | 2018年10月11日 05:06 JST

〔NY石油〕WTI反落、2週間ぶり安値=米株安や在庫積み増し予想を嫌気(10日)

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米株式相場の大幅続落や国内原油在庫の積み増し予想などに圧迫され、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値は前日比1.79ドル(2.39%)安の1バレル=73.17ドルと、9月27日以来約2週間ぶりの安値を付けた。12月物は1.78ドル安の73.03ドルとなった。  米労働省が発表した9月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇、コア指数も0.2%上昇した。いずれも市場予想(ロイター通信調べ)と一致したが、インフレ高進への警戒感から米長期金利が上昇。長期金利が上昇すれば景気の足かせになりかねないとの見方が強まったことから米株相場は急落し、同じくリスク資産である原油にも売りが波及する形となった。国際通貨基金(IMF)が9日に公表した最新の経済見通しで、貿易摩擦などの影響を考慮して2018年と19年の世界成長見通しを下方修正していたことも、株式および原油相場には圧迫要因となった。  また、官民による週間在庫統計の公表を10日夕と11日午前に控えて、原油在庫の増加が予想されていることも、売り材料となった。ロイター通信の拡大版調査によると、5日までの1週間の米原油在庫は262万バレルの積み増しが予想されている。  大型ハリケーン「マイケル」は10日午後にフロリダ州に上陸。石油関連施設などへの影響も懸念されており、今後の被害状況に注目が集まっている。 ▽ガソリン=続落。中心限月の11月物の清算値は5.70セント安の1ガロン=202.04セント。 ▽ヒーティングオイル=反落。11月物の清算値は2.89セント安の1ガロン=239.49セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51 +0.72
NYMEX金先物 12月限 1243.7 -2.2
NYMEXプラチナ先物 1月限 782.1 +4
NYMEXガソリン 12月限 1.4189 +0.0173
WTI ・・・ 51.02 +0
シカゴコーン ・・・ 374.25 +1
シカゴ大豆 ・・・ 909.75 +5
シカゴコーヒー ・・・ 100.3 -0.15
CRB商品指数 ポイント 0 +0