石油 | 2018年10月11日 07:49 JST

〔米欧石油市況・詳報〕2%安=米株安が圧迫(10日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】10日の米欧石油市場の原油先物相場は米株安を背景に2%下落した。ただ、トレーダーらは、米国の新たな制裁発動に伴うイラン産原油の輸出減少を懸念するとともに、ハリケーン「マイケル」の動きに注目。メキシコ湾岸の石油生産は一部ストップしている。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、1.91ドル(2.3%)安の1バレル=83.09ドル。米国産標準油種WTIは、1.79ドル(2.4%)安の73.17ドルだった。  その後、下げ幅が拡大。米石油協会(API)が発表した5日までの1週間の国内原油在庫が前週比970万バレル増と、市場予想(260万バレル増)の4倍近い増加幅だったことが嫌気された。  ユナイテッドICAPのテクニカルアナリスト、ブライアン・ラローズ氏は「株式市場の広範な弱さが続くと、他の分野にも波及し始めるだろう。具体的にはエネルギーだ。全ては景気の見通しに関係しているためだ」と分析した。  「マイケル」は、米フロリダ州のメキシコ湾岸に上陸。内務省安全環境執行局(BSEE)によると、メキシコ湾では日量約42%の減産となっている。ただ、リターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リターブッシュ氏はリポートで、「生産中断の時間は短い見込みだ。現在のメキシコ湾の産油量は、米産油量全体の小さな部分だ」と指摘した。  米国の対イラン制裁の影響について、世界的な大手商社数社は、原油相場が1バレル=65ドルを上回る水準を維持し、中期的には100ドルの節目を突破する可能性もあるとみている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 69.12 +0.11
NYMEX金先物 10月限 1225.3 -0.8
NYMEXプラチナ先物 12月限 835 -1.9
NYMEXガソリン 10月限 1.9139 -0.0048
WTI ・・・ 69.11 +0
シカゴコーン ・・・ 367 +1.25
シカゴ大豆 ・・・ 856.75 +1
シカゴコーヒー ・・・ 120.1 -2
CRB商品指数 ポイント 0 +0