石油 | 2018年10月12日 07:53 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落=株安と在庫増を嫌気(11日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】11日の米欧石油市場の原油先物相場は続落し、約2週間ぶりの安値を付けた。世界各地で株価が急落する中、米国内の原油在庫が市場予想より大幅に増加したことで、投資家心理が一段と弱気になった。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、2.83ドル(3.41%)安の1バレル=80.26ドル。一時は79.80ドルと、9月24日以来の安値を付けた。  米国産標準油種WTIの清算値は、2.2ドル(3.01%)安の70.97ドル。一時、9月21日以来の安値を付けた。  米エネルギー情報局(EIA)によると、先週の米原油在庫は前週比600万バレル増加。市場予想(260万バレル増)の2倍以上だった。リポー・オイル・アソシエーツのアンドリュー・リポー氏は「在庫の著しい増加は、製油所が保守点検のため停止しつつある状況を映している」と分析した。  米株安や世界的なリスクオフの動きも、原油相場の重しになった。リターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リターブッシュ氏はリポートで「原油(需給)の方程式では常に、需要サイドの把握は、透明性が高い供給サイドよりはるかに難しい。金利上昇に伴う株安を背景に、原油相場が需要見通しに関する最悪のシナリオを織り込み始める可能性もある」と述べた。  米内務省安全環境執行局(BSEE)によると、メキシコ湾では沖合プラットフォームで操業が再開しつつあるものの、ハリケーン「マイケル」の影響で約40%の減産となっている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 71.34 +0.27
NYMEX金先物 10月限 1218.1 +7.8
NYMEXプラチナ先物 10月限 836.2 +9.1
NYMEXガソリン 10月限 1.942 +0.0003
WTI ・・・ 71.36 +0
シカゴコーン ・・・ 373.75 +3.5
シカゴ大豆 ・・・ 867.5 +24
シカゴコーヒー ・・・ 119.05 +2.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0