������ | 2018年10月18日 07:58 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=WTIは在庫増で70ドル割り込む(17日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】17日の米欧石油市場の原油先物相場は反落し、米国産標準油種WTIの清算値は1カ月ぶりに70ドルを割り込んだ。米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫が市場予想の3倍の積み上がりとなったほか、輸出が減少したことが弱材料になった。  WTIの中心限月11月きりの清算値は2.17ドル(3%)安の1バレル=69.75ドル。英国産標準油種北海ブレントは一時80ドルを割り込んだものの、清算値は1.36ドル(1.7%)安の80.05ドルとなった。EIAによると、米原油在庫は前週比650万バレル増と4週連続増加した一方、輸出は日量180万バレルまで減少。また、米産油量は前週比30万バレル減の日量1090万バレル。アナリストは、ハリケーン「マイケル」接近に伴い海洋生産施設が一時閉鎖された影響と分析した。  クリッパーデータ(米ケンタッキー州ルイビル)の商品調査ディレクター、マット・スミス氏は「製油所稼働率は若干上昇し、ハリケーンの影響でメキシコ湾の産油量は減少したが、在庫の4週連続増加を止めるには不十分だった」と語った。  一方、サウジアラビア政府に批判的なサウジ人著名記者ジャマル・カショギ氏の失踪について、トランプ米大統領はサウジの調査表明を受けて追加的措置を取らない可能性をにじませた。複数の米議員はサウジ王族が関与したとして制裁発動を示唆し、西側諸国はサウジに真相解明を強く求めている。投資家は、サウジが自国への批判に原油を利用して報復する可能性を警戒。サウジは1970年代初めに禁輸措置を取って以来、原油を政策手段に利用したことはない。市場は米国が11月4日にイラン産原油への制裁を再発動すると供給が減少すると既に見込んでいるため、サウジが原油で批判に報復する動きが現実になれば、市場を揺さぶる恐れがある。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.69 -0.31
NYMEX金先物 12月限 1201.4 +2
NYMEXプラチナ先物 1月限 841.3 -1.1
NYMEXガソリン 11月限 1.5427 -0.0093
WTI ・・・ 55.58 +0
シカゴコーン ・・・ 366.5 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 867.25 +2
シカゴコーヒー ・・・ 109.2 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0