������ | 2018年10月20日 08:04 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反発=週間は下落(19日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】19日の米欧石油市場の原油先物相場は反発。中国の需要増加の兆しが材料視された。ただ、米原油在庫の増加や、貿易摩擦が経済活動を抑制するとの不安が響き、週間ベースでは下落した。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.49ドル高の1バレル=79.78ドル。米国産標準油種WTIは、0.47ドル高の69.12ドルだった。  週間では、北海ブレントが0.9%安、WTIは3.1%安。いずれも10月初旬に付けた4年ぶり高値から7ドル前後下落した。  中国国家統計局が発表した9月の国内製油所の原油処理量は、過去最高の日量1249万バレルだった。7~9月期の国内総生産(GDP)の伸びは金融危機以来の水準まで減速したが、今回のデータで同国の石油需要をめぐる期待が高まった。  今週は米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計が相場を圧迫。在庫は前週比650万バレル増と4週連続で積み上がり、増加幅は市場予想の約3倍となった。  関係者3人によると、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する協調減産の監視委員会は、9月の減産達成率が111%と、前月の129%から低下したことを確認した。  市場では、米国の対イラン制裁が焦点になっている。制裁はイラン産原油の輸出削減を目的に、11月4日に再発動される予定。リポー・オイル・アソシエーツのアンドルー・リポー社長は「OPECと非加盟産油国の増産はイラン産の供給減少と釣り合う規模ではなく、市場は供給不足を穴埋めする力の有無を不安視している」と指摘した。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表したこの日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は、4基増の873基と、15年3月以来の高水準になった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.46 +0.37
NYMEX金先物 11月限 1212.8 +8.1
NYMEXプラチナ先物 1月限 845.3 +2.7
NYMEXガソリン 11月限 1.5566 +0.0247
WTI ・・・ 56.44 +0
シカゴコーン ・・・ 367.5 -2.75
シカゴ大豆 ・・・ 888.75 +3.75
シカゴコーヒー ・・・ 112.55 +2.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0