石油 | 2018年11月09日 07:18 JST

〔米欧石油市況・詳報〕下落=急速な供給増で過剰懸念台頭(8日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】8日の米欧石油市場の原油先物相場は下落。投資家らは世界的な原油供給が多くの予想よりも急速に増えたことに注目した。  市場は過去最高の米原油生産量と、イラクやアラブ首長国連邦(UAE)、インドネシアから、2019年の生産が想定以上に増加するとのシグナルを捉えた形。供給過剰懸念が、取引序盤には中国の過去最高の原油輸入を受けて上昇していた相場に冷や水を浴びせた。  みずほ銀行の先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「米在庫増や石油輸出国機構(OPEC)の過剰生産、イラン制裁の緩和が三大懸念材料になっている」と指摘した。  ブレント先物は1.42ドル(1.97%)安の70.65ドルと、8月半ば以来の安値。WTIも1.00ドル(1.6%)安の60.67ドルで、3月以来の安値となった。  清算後の取引では、ブレント、WTIともに下げ幅を拡大した。  中国税関総署によると、10月の同国原油輸入は前年同月比32%増の日量961万バレルに増加した。  一方、関係筋がロイター通信に語ったところによると、中国は米国の対イラン制裁の適用除外により、180日間で日量36万バレルのイラン産輸入が可能となる。  また、米国の原油生産量は直近週で1160万バレルと、過去最高を更新した。同国は今や、ロシアを抜き、世界最大の産油国になった。  米エネルギー情報局(EIA)によると、米原油生産量は19年半ばにも、シェールオイル増産により1200万バレルを上回るという。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.69 +0
NYMEX金先物 12月限 1201.4 +2.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 841.3 +2.7
NYMEXガソリン 11月限 1.5427 +0.0025
WTI ・・・ 55.58 +0
シカゴコーン ・・・ 366.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 867.25 +0
シカゴコーヒー ・・・ 109.2 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0