������ | 2018年11月14日 06:20 JST

〔NY石油〕WTI急落、55ドル台後半=供給過剰懸念で1年ぶり安値(13日)

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、世界的な供給過剰懸念が広がる中、売りが売りを呼ぶ形で急落した。下落は12営業日連続。米国産標準油種WTI12月物の清算値は前日比4.24ドル(7.07%)安の1バレル=55.69ドルと、中心限月ベースで2017年11月16日以来約1年ぶりの安値を付けた。1月物は4.24ドル安の55.84ドルだった。  石油輸出国機構(OPEC)はこの日公表の月報で、19年の世界全体の石油需要見通しを従来予想から下方修正する一方、加盟国の10月の産油量が日量12万7000バレル増の3290万バレルに達したことを明らかにした。これを受けて、世界的な供給のだぶつきを警戒した売りが活発化した。  また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が12日、19年に日量100万バレルの減産(18年10月比)が必要との分析結果でOPEC加盟・非加盟国の意見が一致したと表明したことを受け、トランプ米大統領が「サウジとOPEC加盟国が減産しないことを望む。原油価格は供給(量)に基づきもっと引き下げられるべきだ」とツイッターに投稿。主要産油国による減産の動きをけん制したことも、引き続き下押し材料となった。  このほか、米中間の貿易摩擦激化などの影響で両経済大国のエネルギー消費が減退するのではないかとの懸念がくすぶっていることも圧迫材料。また、この日は米株価が続落するなど、国際金融市場の動向が引き続き不安定だったため、株と並んで同じくリスク資産である原油にも売り圧力がかかったもようだ。  ▽ガソリン=大幅反落。12月物の清算値は9.40セント安の1ガロン=154.27セントと、中心限月ベースで17年7月中旬以来、約1年4カ月ぶりの安値を付けた。  ▽ヒーティングオイル=大幅続落。12月物の清算値は9.31セント安の1ガロン=206.25セントと、中心限月ベースで7月中旬以来約4カ月ぶりの安値を付けた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.15 +0.26
NYMEX金先物 12月限 1244.4 -0.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 807.1 -1.1
NYMEXガソリン 12月限 1.4204 +0.0068
WTI ・・・ 50.99 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 920 -1.75
シカゴコーヒー ・・・ 97.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0